寄席を初体験してきました。
上野の鈴本演芸場にて。

Img_a6952e4cf7e3891f168a35adc21202dd
以前にシェアオフィスの方たちと、横浜にぎわい座の円楽さんの独演会に行った話をここに書いたら、落語好きの友達が、「今度は寄席に行ってみる?」って誘ってくれたの。
面白かったですよー! 
最初は四時間の長丁場と聞いて、寝てしまったらどうしようって少し緊張してたんですが、落語以外にも漫才、曲芸、手品、紙切りと、色んな演芸が詰め合わせだったので、一度も眠気に襲われることなく、ずっと楽しんで見て聞いてました。
友達のお勧めのカツサンドを買って行って、聞きながら食べたのも楽しかった。
昼の部だったんですけど、缶ビールや缶チューハイを片手に、というお客さんもいっぱいいた。
私もちょっとやってみたかったけど、初めてなので今回は自粛。でも次はしちゃおうかな、へへ。

紙切り芸がすごい!
切るもののテーマは客席からリクエストを聞いてもらえるよ、季節ものや時事ネタが通りやすいよって友達が教えてくれて、「何かある?」と聞かれたので、
先週の日記で書いたように、梅見に行ったばかりだったので、「じゃあ梅」って答えたら、友達が「梅の花」ってリクエストしてくれたのです。
それが通って、切ってもらえたんですが、できあがったのが、これ。
Img_fc94b8b9c9336cc6a8134b51b2896599
「梅の花」だから、お花のアップになるのかなーと思ったのに!
物語が見える~! すごい!!
世界には、色んなプロフェッショナルな人がいるんだなあと思いました。

これ、リクエストが通ったら、お土産にもらえるんですって。
元は私の案だからって、友達が譲ってくれました。
ありがとう! いい記念になったー。

この日に聞いた落語は全て古典だったのですが、落語は詳しくないけど、一つ知ってる話がありまして。「千早振る」という話。
百人一首の中の在原業平の歌。
「ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
の歌の意味を聞かれて、本当は知らないご隠居が、竜田川っていう力士が千早と神代っていう花魁に振られて~と適当な説明をするーーというものなんですが、
聞きながら、「私この話なんか知ってる気がする!」ってなりまして。「でもどうして知ってるんだっけ?」と一生懸命考えた結果、子供の頃、父親から聞いたことがあるんだ! と思い出しました。

私、百人一首が好きな子供だったんですよ。今は多分もう無理だけど、中学生の頃は、百首すべてそらで暗誦できました。カルタ競技をやってたわけでもないから、暗誦できても何の役にも立たなかったんですけどね。単に好きだったんです。
で、当時、百人一首の本などを読み耽っていた私に、父が「お、その『ちはやふる』の歌の意味知ってるか? 竜田川って力士がなあ~」なんて、教えてくれたような。
私は歌の意味もすべて理解した上で覚えていたので、「何適当なこと言ってんだか」って思ったんですが、当時。
あれ、落語だったのかー。ご隠居の役をしたわけですね、父は。なかなか粋なことしなさる。
時を経て「粋なことしなさったね~」って父に連絡してみようかなーとも思ったけど、きっと覚えてないだろうな。

寄席、とても面白かったので、また行きたいな。
友達が勧めてくれた入門本、ちくま文庫の『落語百選』の春編を、とりあえず買ってみました。
早速読み始めてます。
Img_c5612df77d3f77c6328788cf541dccae
我ながら、趣味に勤しむこの頃だなーと思う。